淡いピンクのチューリップとラナンキュラス
チューリップとラナンキュラスは、冬から早春にかけての花です。
チューリップもラナンキュラスも、実際に庭で咲いてくるのは4月頃からで、切り花が出回り始めるのは12月後半頃から。実際に使うのは冬の気温の低い季節がおススメの季節です。
暖房の効いてるお部屋は花がすぐに開花してしまいます。花を置く場所は、暖房の効いていない玄関やお店の出入り口付近がいいです。
2022/12/21
チューリップとラナンキュラス
チューリップ ハウステンボス
チューリップは花瓶に生けるのが絶対におススメです。チューリップのような球根の植物は、毎日ぐんぐん伸びていきます。なかでもチューリップは伸びる速度が早いので、花瓶に生けて花が自由な方向に伸びてうねっていくのがいいと思います。
ラナンキュラス チホノ華
ラナンキュラスは、花のカタチは丸くて可愛く、花びらはとても薄くてフワフワしていて色の種類も多いです。近年は、丸いラナンキュラスだけでなく、一重咲でツヤツヤしているラックスシリーズや、花びらがクシュっとウエーブしているモロッコシリーズ、アネモネ咲きのシャルロットシリーズなど種類も増えてきました。どの品種も日持はとてもいいです。ラナンキュラスは蕾のまま咲かなかった…ということがほぼない花で、そこもオススメポイントです。
少し暖かいなという気温では、チューリップもラナンキュラスもイッキに開花が進んでしまいます。気温の目安としては「桜の花が咲いてくる頃迄」が、切り花のチューリップとラナンキュラスの旬の季節です。
チューリップの葉っぱは分厚いですが柔らかく折れ曲がりやすいので、下のほうの葉っぱはあらかじめ取り除いておきます。
太めの円柱のフラワーベース、花がたっぷり入ります。チューリップのように葉っぱに厚みがあり巾を取る花を入れるのに適してます。
<使用花材・花器>