「なにわ花だより」は、なにわ花市場の月刊誌
なにわ花だよりはこちらで見ることができます。
花市場の各担当さんが、今月の入荷状況などを説明されています。
そのなかから当店でよく使う花をピックアップして記事をご紹介。
トップ記事「静岡県 JAとぴあ浜松 コデマリ
2月の切り花見通し
「天候の回復と気温の上昇に伴い、2月中旬より数量が回復する傾向」
アリストロメリア
花もちの良い小輪タイプ「フロリンカ」やグリーン系の品種など、ラインナップが充実した入荷見込み。
【当店感想】
小輪アリストロメリアを含め、アリストロメリアは結構よく使います。華やかになるし、一定期間の花の日持ちも見込める。いろいろなタイプ、変わった色がでてきたら嬉しいです。
カラー
丸朝農協の「クリスタルブラッシュ」など、畑地性カラーが安定的出荷。
ラナンキュラス
全体の数量は例年並みの見込み。2月は大輪系品種のバリエーションが豊富。
【当店感想】
あいかわらず、寒い時期のラナンキュラスの日持ちは抜群です。
スナップ
11月12月がかなり前進出荷だったため、2月は少ない見通し。
トルコキキョウ
国産は端境期のため入荷は減少。
アネモネ
暖冬だが入荷量の極端な増加は無く、例年どうりの数量見込み。品質は低温でじっくりと生育している時期であるため良い状態。これからが旬。
【当店感想】
この時期、とても日持ちが良かったです。アネモネは花びらがどんどん大きく咲いていくので、少し小輪タイプのほうが使いやすい。
ダリア
2番花が2月に増えてくるので、数量は増加見込み。暖冬予報のとおりなら増えるが、11月ほどの潤沢さはない。2月3月は婚礼需要も多く注文は早めに。
【当店感想】
この時期の日持ちは良かった。
スカビオサ
生育順調、40㎝から60㎝とっ草丈もしっかりとれ、花も大きくベストな品質、数量も潤沢。
【当店感想】
スカビオサは草花っぽく雰囲気もあり、色も紫を中心に豊富にあり冬場には使いたい花。
桜
ケイオウ桜の出荷が増えてくる。
季節の枝物
温室物中心の出荷。平群からガクソウ、キイチゴ、オウゴンバ。西吉野から、サンシュ。長野県南佐久から、ジャンアンティークレースとレンギョ。
デルフィニウム
シネンシス系は水色・青色中心、白やピンク・薄紫色の入荷は多くない。
【当店感想】
ピンクのデルフィを使いました。日持ちは良かったが、暖房による水下がりが少しあり、置き場所によっては少し怖い。
葉物
輸入はシンガポール産、国内物は沖縄県産中心の入荷。
ラン類
シンビジウムは今月から春品種の出荷が始まり入荷量も安定。
エピデンドラムは、品種・色のバラエティーも豊富な月となる。
胡蝶蘭、色物は日野洋蘭園よりミディ系の新品種を含め入荷が続く。
バラ
1月下旬から今月上旬に向けて入荷量がすこしずつ増加。
【当店感想】
ラナンキュラスのある間はバラはほとんど使わなかった。なぜかと言うと、咲き方が安定しないこと、花びらが茶色く変色することがあること。それがどの品種なのかどの産地なのかがマチマチなので、バラという花がいまいち信用できない感がある。その点ラナンキュラスは安心して使えます。
カーネーション
生育がやや前進気味で入荷量は先月よりわずかに増加。多くの産地が今月末から出荷量が増加見込み。