「なにわ花だより」は、なにわ花市場の月刊誌
なにわ花だよりはこちらで見ることができます。
花市場の各担当さんが、今月の入荷状況などを説明されています。
そのなかから当店でよく使う花をピックアップして記事をご紹介。
1月の切り花見通し
「天候不順による生育遅れの影響で上旬入荷量は多め、中下旬に落ち着き」
カーネーション
昨年の天候不順や台風の影響で年末出荷予定分に遅れが出た。そのため上旬は数量増加見込み。
ストック
スプレー系は、石川県・福岡県・鳥取県。スタンダード品種は、鳥取県・和歌山県産が主要産地。生育はほとんど遅れることなく入荷予定。
スナップ
今月も1番花から2番花へと切り替わる時期のため、中旬までは入荷が安定しない。
トルコキキョウ
国産は、愛知県・高知県・大分県。輸入は、台湾産がメインの産地。昨年10月11月の低温、低日照の影響で上位等級が少なく下位等級が多い見通し。
ラナンキュラス
長野県・香川県・宮崎県さんが中心の入荷。入荷量は12月の低温・低日照の影響で年末の出荷が遅れていた分が上旬から入荷となるため造花見込み。大輪も増加、バラエティ豊富になる見通し。
ダリア
北海道さっは出荷終了。四国・九州産の2番花のシーズンとなり数量は多くは見込めない。
ガーベラ
静岡県・福岡県産がメイン。12月の曇天による日照不足の影響で、入荷量は減少見通し。
桜類
初旬は、山形県のケイオウ桜が始まる、中旬以降は、奈良県産の出荷が始まる。おすすめ。
季節の枝物
初旬より、ジャイアントレンギョの入荷。額草・ガマズミの入荷も始まる。
シンビジウム
年末の遅れた分が上旬に入荷。春もの品種が少しずつ入荷。
バラ
例年より寒さが厳しく冷え込みも早いため、出荷量は少ない見通し。輸入ものもやや減少。
スイートピー
気温低下に伴い、ステムが太くなり発色のよい仕上がりになり、入荷量は増加見通し。天候に左右されやすい品目のため悪天候が続くと影響出る可能性あり。
チューリップ
兵庫県・徳島県・新潟県・富山県産がメインで潤沢な入荷見通し。品種バラエティも豊富、新品種も登場予定。