「なにわ花だより」は、なにわ花市場の月刊誌
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花市場の各担当さんが、今月の入荷状況などを説明されています。
そのなかから当店でよく使う花をピックアップして記事をご紹介。
TOP記事「金沢市農協 葉ボタン」
金沢市農協では、夏場にスイカを栽培して、後作として8根年前から葉ボタンの生産を開始した。ハウス栽培で「草て丈の長い葉ボタン」、砂地で「葉の引き締まった葉ボタン」を作ることができそこが強みとなっている。オススメ品種は ファーストレディとホワイトレディ。特徴は、葉の巻き数が多くフリル状でボリューム感があるところ。 →金沢市農協 葉ボタン
2017年12月の切り花見通し
「クリスマス・迎春用は中旬以降入荷増」
スプレーマム
愛知県・九州地方・和歌山県中心の入荷。沖永良部産は上旬から入荷量が増加見通しだが、作付面積はやや減少。10月下旬んぽ台風と長雨の影響で下位等級の出回りが少し多くなる見通し。
スナップ
香川県・福岡県・和歌山県・長野県産が中心の入荷。入荷数量は少な目で推移。
ストック
年末に向け、スタンダード・スプレーともに潤沢な入荷見込み
【当店感想】
スプレータイプのストックはよく使用しますが、例年より仲卸で見かける数量は少な目、価格は高めでした。
カラー
草丈は十分見込め潤沢な入荷。
洋蘭
シンビジウムは徳島県産が中心。秋の曇天の影響で生育は少々遅れ気味、上旬入荷は少な目、中旬以降は安定入荷が期待。
葉物
輸入ドラセナはマレーシア産中心。安定入荷の見込み。
ダリア
今のところ天候にも恵まれ後半にむけて潤沢な入荷見通し。
千両
全体的に入荷は少ない見通し。特に茨城県波崎知己は台風による塩害で、昨年より少なくなる見通し。
南天の実
昨年より実付きも良く、入荷量は増える見通し。
カーネーション
急激な冷え込みで入荷量は少な目。
ガーベラ
台風・気象条件の悪さで例年より入荷量は少な目。
トルコキキョウ
国内産は10月の曇天の影響で、下位等級の割合が多くなる。
ラナンキュラス
定植が1~2週間遅れているのと、曇天の影響で達本数が減少。出初めは少ない見通し。大輪系は下旬より出荷みこみ。
スイートピー
曇天影響で生育は少し遅れている。天候に大きく左右される品目、気温の低下と共に次第に引きしまた商品入荷予定。
バラ
国産品は10月の長雨と直近の曇天による極端な日照不足により、不安定な入荷。クリスマスに向けて赤バラは少なくなる見通し。
スカビオサ
メイン産地が出そろってきた。作付は例年とかわらず、生育もおおむね順調。品質もどんどん良くなる見通し。一重品種は変わらず品薄続く。