「なにわ花だより」は、なにわ花市場の月刊誌
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花市場の各担当さんが、今月の入荷状況などを説明されています。
そのなかから当店でよく使う花をピックアップして記事をご紹介。
TOP記事 新潟みらい チューリップ
JA新潟みらいは「JA新潟みらい白根」「JA新潟みらい五泉」「JA新潟みらい赤塚」の3つが『新潟みらい』という産地名称で統一出荷を始めた。名実ともに日本一の出荷量を誇るJAとなる。
すべての品種でクリザールによる前処理が実施されている。花首伸長の抑制や葉の黄化の抑制など延命効果も目指した取り組みで、チューリップを長く良い状態で楽しんでいただけることを目指している。
2月以降はバラエティに富んだ品種構成となる。一重咲系、八重咲き系、パーロット系、フリンジ咲き系、王冠咲系、八重フリンジ咲き系など随時登場予定。
今年度の取り組みでは、香りのあるチューリップを提案企画中。「芳香性チューリップ・香LIP」
チューリップオススメ品種:キャンディータイム・ヴォーグ・イリーナ・グリーントライアンファーター・フラッシュダイアモンド・グレイ
52018年2月の切り花見通し
「天候の回復と気温の上昇に伴い、2月中旬より数量が回復する傾向」
チューリップ
先月の生育遅れがあり入荷量は潤沢見通し。
カーネーション
上旬から増加見通し。ただし、冷え込みが厳しくなると中下旬にピークがずれ込む。
バラ
中旬まで入荷量少ない状況が続く。以降は少しずつ増加予定ですが大幅な増加は見込めない。
アネモネ
長野県・福岡県・宮崎県が主な産地。各産地とも旬を迎え本格的な出荷が開始される。
ストック
各産地、厳しい冬の冷え込みが影響し、しばらく入荷量は少なくなる見通し。
カラー
ウエディングマーチの入荷は増加見通し。湿地でのさくづけが多いため、色物に関しては少な目。
スナップ
各産地とお比較的ボリュームが出てきた。1月は出荷量が少な目だったが、中下旬にかけて増加見通し。
ダリア
全国的に入荷が少ない時期だが、2番花が切始まる時期でもあるため、入荷量はわずかに増加。気温が低いため、夏場とは違った濃い色が出てきている。
ガーベラ
低温のため入荷量は減少するが、茎のしまりのよいものが出荷される、中下旬から全国的に入荷量が増加。
シンビジウム
旬を迎えるため、月を通して潤沢な入荷見込み。大型品種も多くなる。丁寧に育てた品質の良いものが出回る。
エピデン
徳島が主な産地、12月の曇天の影響をうけ、生育がおくれているため下旬からの入荷となる。
枝物
初旬よりボリューム抜群のミモザアカシアの出荷が始まる。きれいな小花の促成雪柳 雪ウサギの出荷が本格的に始まる。
アリストロメリア
小輪の段咲き品種が増加傾向。
スイートピー
最盛期を迎えて、全国的に入荷量増加。ゆっくりと育てられてたスイートピーは、ステムの長さ、締まり、発色など品質の良いものが各地より入荷する。
ラナンキュラス
品種数も増え上位階級が増加傾向見通し。特殊品種の注文は早めに。