「なにわ花だより」は、なにわ花市場の月刊誌
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花市場の各担当さんが、今月の入荷状況などを説明されています。
そのなかから当店でよく使う花をピックアップして記事をご紹介。
12月の切り花見通し
ピンポンマム
各産地生育順調、20日ぐらいから入荷量増加みこみ。
スプレーマム
和歌山県産は秋の台風の影響で、出荷量は2割から3割減少。鹿児島県産も同様に被害を受けており減少見通し。輸入ものは、マレーシア産は例年並み、ベトナム産は昨年より2割増しの見通し。
アリストロメリア
長野県産の小輪段咲きのフロリンカタイプもふくめ、24日販売分を中心に昨年以上の入荷量見込み。
ラナンキュラス
上旬から各産地出荷が出そろい、中下旬にかけて数量も増えてくる。大輪系・小輪系の特殊品種も徐々に始まる見通し。
アネモネ
信州より大輪系、糸島から小輪系の入荷。安定した入荷量。
レースフラワー
ホワイトレースフラワーを中心に年末までの入荷見込み。
トルコキキョウ
福岡県さhhな集荷量が落ち着き、熊本県・高知県産は安定した入荷見通し。台湾産は昨年より多くなる予想。全体の出荷量は昨年並み。
【当店感想】
カラー
湿地性カラーは例年並み。陸性カラーはピーク終了で入荷量減少。
スナップ
和歌山県産は台風の影響で、2割減。今年は香川県産は年末に合わせて作付けしたので入荷量は増加。
ダリア
昨年・一昨年に比べて11月の出荷量が増加した影響で、若干品薄となっており、下旬んから減少見通し。
スカビオサ
11月い開花が間に合わず入荷量減少していた分、今月は増加見通し。
スターチス
年末作は台風の影響をあまりうけず、例年並みの入荷見通し。
ストック
全般的に生育順調だが、無加温のため天候に大きく左右される。
ガーベラ
気候よく入荷量は増加見通し。
チューリップ
入荷量は増加傾向で上位等級も安定入荷が見込まれる。
葉物
国内産は気温の低下とともに入荷は減少。沖縄産ドラセナ、輸入物は安定的な出荷。
スイートピー
生育順調。今月から本格的な出荷が始まり軸のしまった良い品品質の入荷が期待できる。曇天が続かなければボリュームがある出荷物となる。長さは徐々に長いものが増える見通し。
ワイルドフラワー
クリスマス需要にあわせて、上中旬から入荷が増加、下旬から減少。
ラン類
シンビジウム:徳島県産中心の入荷。生育は若干遅れ気味。
バラ
気温の低下とともに減少するが、11月が高温の影響で昨年より入荷業が多くなる見通し。輸入ものはケニアと韓国が中心。
カーネーション
9月の曇天の影響で国産の上位等級が例年よりも減少します。
迎春商材
枝若松
関東(鹿嶋、波崎)、丹波、愛媛が中心の入荷。台風の影響もなく昨年並みの入荷見込み。品質面も例年なみ。
特殊松
秋田県、関東(鹿嶋、波崎)中心の入荷。夏場の高温の絵一京で、一部で枯死したところがあり全体的に昨年より減少傾向。品質面は例年並み。
南天
長野県産が今季が裏年で、昨年より若干減少見通し。福島県産は若干増加見通し。
梅
福井県からは、5日から5回出荷で出荷量は昨年並み。和歌山県からは初旬から出荷。京都からは5日から3回の出荷で昨年並みの出荷量の見込み。
千両
夏場の高温と台風の影響で出荷量は昨年よりやや少なくなる見込み。
万年青
昨年より入荷量減少見通し。和歌山県産は、台風の影響で入荷量が減少。
葉ボタン
和歌山県紀北地域は、台風の影響でステムに曲がりが発生したことから50-40㎝のものが多い見通し。石川県産についても夏の高温で苗の生育に影響を受け60-50㎝サイズが中心となる。