「なにわ花だより」は、なにわ花市場の月刊誌
なにわ花だよりはこちらで見ることができます。
花市場の各担当さんが、今月の入荷状況などを説明されています。
そのなかから当店でよく使う花をピックアップして記事をご紹介。
12月の切り花見通し
「秋の天候不順による影響は回復傾向。12月中旬は潤沢な入荷の見通し。」
ピンポン・特殊マム
福岡県・愛知県産が入荷の中心。夏場の猛暑の影響で、一部産地で苗の損傷などの影響で作付量は微減。
【当店感想】
秋からずっと例年より少ない印象です。
バラ
国内産は秋の天候不順から徐々に回復、クリスマス・年末商戦には間に合うと思うが、産地によってはっ草丈が伸び悩んでス産地もある。今後は輸入品を中心に、赤バラなどの原色系のバラが増加見通し。
【当店感想】
例年バラは、11月ごろからは花も大きくなってきて、イロイロな品種がいつでも選べる…というふうだったと思います。12月に入ってもまだバラがどれにしようか迷うほどの品種も種類も「無い・・・」というのは、これまでに経験したことが無いです。
カーネーション
国産は9月の日照不測の影響から生育に遅れが生じており、定職の遅かった産地を中心に増加傾向にある。しかし病害虫の被害や軟弱といったこともあり昨年より一割程度少ない入荷見通し。
【当店感想】
カラー
全体的に3週間ほど遅れている状況。各地夏の高温・秋の曇天により生育が不良気味で草丈がとれていない。中下旬頃には潤沢な出回りとなる見込み。
【当店感想】
この時期は輸入のほうが多いと感じてました。国産が少ない分価格がかなり高くなってるように思います。
アリストロメリア
長野県・愛知県産が中心。夏場の猛暑と秋口の曇天の影響で、前年の8~9割程度の数量となる見込み。国産の減少を受けコロンビア産の入荷は増える見込み。
【当店感想】
このごろやっと価格が少し下がってきた感じです。
トルコキキョウ
出荷量は例年並みの見通し。輸入物は台風の影響もあり12月出荷h例年より激減する見通し。
【当店感想】
11月後半は大輪品種も揃ってた印象。トルコキキョウは夏がメインの花だからこれからはやはり少なくなりますかね。
ラナンキュラス
例年より出荷開始が遅く、11月中は少な目で推移。上旬より増加見通し。物流は年末にむけ増加見通し。大輪系品種も徐々に出荷開始となるが、本格的な増加は年明け以降。
【当店感想】
11月に見たときは、早や!っと思いましたが、これでも例年より出荷が遅いんですね。寒くなったと思ったら翌日はかなりの暖かい気温になったりするので、ラナンキュラスはまだまだ躊躇します。
ダリア
出荷終盤、高冷地産から西南暖地産へ切り替わり。暖地産はやや少なめ見通し。
ストック
9月曇天の影響で昨年と比較して大幅に出荷量が減少、後半微増予定。
【当店感想】
少ないからでしょう、とても高いです。品質は良好!
ガーベラ
出荷量は安定してきている。
【当店感想】
大きいサイズも出てきました。
チューリップ
昨年より順調な入荷見通し。一重系を中心いバリエーションに富む品種構成。
【当店感想】
11月から見ますが、大阪は気温の低い日が続かないので、まだ使うのは難しいです。
シンビジウム
12月よりm徳島県産・高知県産を中心に出荷が揃ってくる。夏の高温・曇天の影響で、昨年より出荷数量が少な目、サイズもLMが多く、2Lは少ない見込み。20日頃には数量もまとまってきそう。
【当店感想】
やはり高温・曇天の影響ってすごくあるんですね。シンビジウムはよく使いますが、いつもより細くて小さ目の印象。国産のシンビジウムはキレイで長もちします。
スイートピー
高温と曇天の影響もあり昨年より出荷のスタートは遅れた。天候に左右される品目ですが、安定集荷を目指す。
【当店感想】
スイートピーもやはり天候に左右されますよね。やはり異常気象は困ることが多いです。
枝物
クリスマスに向けて、サツマスギの入荷が増える。サンゴミズキは潤沢な入荷見通し。
【当店感想】
クリスマス一色になってくるんですね。
葉物
冷え込みの影響で沖縄のドラセナが数量減少、輸入中心の入荷見込み。
【当店感想】
レモンリーフの数量が少なく、品質も良くないのが多い印象。
ワイルドフラワー
コチア・バーゼリア・ブルニア中心の出荷。輸入商材は23日以降入荷が激減する。
【当店感想】
最近の輸入実物類はとても種類が豊富で楽しいです。