2023年11月08日

現在の生花アレンジメントについてご説明させていただきます。
近年の温暖化、今年の夏の猛暑、9月以降~11月になっても夏日(最高気温25℃以上)が続いていること。それにより花の出荷時期が大きくズレ、紅葉や実の色づきが遅れ、気温が高いことでバラなど高温多湿に弱い花は11月になった今でも使いづらいです。秋の草花も市場には出ていますが、気温が高いためあまり日持ちがいいとはいえません。

さらに円安で、輸入切り花の価格は1.2倍~2倍になっている花があります。価格上昇の激しい花は、輸入すら控えめになっていると思われます。重ねてインフレで国産の切り花も全体的に価格上昇していますので、生花には大変厳しい状況が続いています。

今後気温が低くなることで、多少改善されるかもしれませんが、しばらくはこの状態が続くと思います。
これらにより、ページの画像の花を、例年と同じ時期に、同じ価格、同じサイズで作るのはとても難しいです。ご了承ください。
ご不明の点がございましたらお問い合わせください。