「なにわ花だより」は、なにわ花市場の月刊誌
なにわ花だよりはこちらで見ることができます。
花市場の各担当さんが、今月の入荷状況などを説明されています。
そのなかから当店でよく使う花をピックアップして記事をご紹介。
JAひまわりバラ部会/TOP記事
JAひまわりバラ部会では、2016年より全農家がMPS認証(花き日持ち品質管理認証制度)を取得、産地全体で日持ち向上と品質管理に努めている。
●厳しい選別で品質統一されたバラ
JAひまわりバラ部会の選別の厳しさは随一を誇ります。各生産者のもとでは、一本一本の長さや太さ、咲き前を見るのはモチロン、箱に入れたときの雰囲気やボリュームも見ている。選別がとても厳しい。
当店でも、JAひまわりさんのバラは、白のアバランチェをメインに良く使ってます。白バラは傷みが目立つので信頼できる産地でないと使えないと思ってます。
10月の切り花見通し
バラ
中旬より出荷が増えてく。ただ今年の猛暑が原因で、ボリュームが出始めるのは下旬からとなりそう。
トルコキキョウ
月全体を通して入荷量は例年より少なくなる見通し。
カラー
気温の低下にともない発色も良く品質が安定してくる。中輪の白・赤・ピンク・黄色が入荷見通し。黒色はやや少なめ見通し。
スターチス
シヌアータ中旬以降和歌山県産の出荷があるが、切初めは丈が短くL・M中心の入荷となる。入荷量は昨年並みだが天候により丈が短く下位等級の出荷が多くなる。
ハイブリッドスターチス・シネンシス:ブルーウエーブやブルーファンタジーはブライダル需要で出回りは少なくなる見込み。
葉物
ドラセナの秋色、コンパクタパープルは安定した入荷がある。
シンビジウム
国産徳島産は小輪品種の出荷が始まり、下旬にかけて増加していく。
ワイルドフラワー
ワックスフラワー・バーゼリア秋に適した品種が増えてくる。ピンクッションは南アフリカ産が安定した入荷。リューカデンドロはオーストラリア産中心の入荷。プロテア類は出荷ピークが過ぎたため入荷量が減少し品種数も少なくなる。
ガーベラ
福岡県産は9月の大雨の影響で浸水被害があり、出荷量が少ない状態が続く。長崎県より若手の新産地入荷が始まる。
デルフィニウム
スプレー系は水色・青色が中心、ピンクや白は少なくなる。長さは60㎝クラス。寒くなると短くなる予想。ジャイアント系は生育順調。
エダモノ
ユーカリ銀世界の出荷が中旬以降増えてくる。
ダリア
今年は十分な入荷が見込める。
ネリネ・リコリス
輸入物は白・ピンク・ライトピンクは潤沢に入荷見通し。
スナップ
和歌山県産は台風の被害をうけ、例年より出荷量少なくなる。香川県産は年々増加。
アリストロメリア
夏の暑さの影響が残っており、例年より遅れ気味の生育。
チューリップ
新潟県産中心の入荷。
アンスリウム
愛知県産は出荷終盤のため、品種数・出荷量とも減少予定。台湾産も夏場の天候不順により減少するが、徐々に数量回復見通し。