「なにわ花だより」は、なにわ花市場の月刊誌
なにわ花だよりはこちらで見ることができます。
花市場の各担当さんが、今月の入荷状況などを説明されています。
そのなかから当店でよく使う花をピックアップして記事をご紹介。
TOP記事
津南町は、新潟県中越地区に位置し、オリエンタル系の百合を中心に生産。
カサブランカを中心に、11月いっぱいまで約100万本を出荷。そのうち半分強の52万本がカサブランカ。
カサブランカの球根をm球根会社とともに、セレクトしてそれが「津南 雪美人セレクト」と呼ばれている。
※当店は宅配発送のアレンジメント・花束では、箱のサイズが限られます。ユリのカサブランカは、一輪の花が巨大すぎるため、当店では宅配便でのお届けでは使用しておりません。
7月の切り花見通し
「各品目ともに8月を控え中旬以降に入荷量増加の見通し」
ダリア
高冷地の福島県、福井県など各産地ともに本格的にでまわってくる。生育に関しては現時点で昨年同様前進気味。天候次第で状況変化も予想
【当店では】
宅配発送ですので、この高温多湿時期ダリアの使用は控えます。
クレマチス
渋谷園芸(長野県)は虫害の影響で、中頃までの出荷。北海道、長野県産は少量の出荷。
トルコキキョウ
高冷地産中心の入荷。長野県北信地区の中野市、信州うえだ、ちくま農協を主体に、個人産地ではNF系フリンジ大輪品種もピクを迎える。中旬以降は上伊那や信州諏訪など大型共撰産地も増加傾向となる見込み。全体量は上旬が例年より少な目、中旬以降は前年並みの見通し。品種数も多く高品質な商品が揃う時期。
【当店感想】
きれいな大輪のものもでてきてますが、白の大輪系は量が少ないのか、あまり見かけないです。
カラー
新潟県・福島県・北海道産を中心に、黄色・オレンジなど色彩豊かなHB系カラーが主体。
夏の草花
北海道・長野県産の高冷地から「アナベル」「てまり草」「オキシペタラム」「アストランチア」など季節の花が豊富に出回る。オススメは「ベッチーズブルー」夏に向けて青味のある紫が発色良い。
【当店感想】
ベッチーズブルーは色がとてもきれいで、花首が曲がることもなくとてもキレイです。価格もだいぶ落ち着いてきて嬉しいです。
ケイトウ
徳島県相生、愛知県知多、大阪府和泉と、赤系中心にオレンジ・ピンク系と潤沢な入荷量。
枝物
山形おきたまより「コンパクタ」の出荷が始まる。出初めはグリーンの実、下旬より赤実になっていく。
大阪府神立の谷口氏より国産ヒペリカム「チェリーミスティ」の出荷が始まる。
【当店感想】
暑くなってきて種類、数量ともにとても少ない。キイチゴまで少ないのはとても困ります。
鉄砲百合
作付けの減少と前進出荷で、上中旬は例年より若干少な目予想。兵庫県淡河の共撰、出荷のピークは中旬以降。
ひまわり
北海道ほか高冷地産を中心に増加の傾向。近畿以西の産地はピークを越えたが安定出荷の見込み。八重咲きをはじめとした変わり咲きの入荷も増え、品種ラインナップは鳳珠になってくる。特に一重咲でも発色に優れたものなど新品種も登場。
シンビジウム
7月はニュージーランド産を中心に品種数、出荷量ともオーニソガラム増加。品質も良い。
デンファレ
/p>
沖縄産が中心となる。オススメ品種はジャックハワイ、品質も良くこれから数量も期待できる。輸入品アレンジ東南アジアの高温に伴い出荷量は減少。
【当店感想】
ジャックハワイは今年も何度も使用しています。きれいなスッとした小花で、日持ちもとても良いです。
アンスリウム
記載ナシ
アンスリウムは春から夏にかけ、取引量も多くと思うのですが、いつもここに記載がありません。記載してほしいです。
クルクマ
福岡県産が季咲きに入り、出荷量・品種数が増加。気温の上昇に伴い品質も良化。作柄はやや前進傾向。
バラ
西南暖地産は植替えに入り出荷量は減少。秋出しまで休みに入る産地もあり。
【当店では】
7月~9月まで、気温の高い間バラの使用は控えます。
りんどう
中旬以降お盆用の品種が徐々に出始める。
ガーベラ
改植のため、数量は少ない。
葉物類
国産・輸入ともに潤沢な入荷。