「なにわ花だより」は、なにわ花市場の月刊誌
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花市場の各担当さんが、今月の入荷状況などを説明されています。
そのなかから当店でよく使う花をピックアップして記事をご紹介。
カーネーションの名産地
カーネーションの名産地「香川県」。古くから受け継がれてきた花作り、国産カーネーションのトップ品質を誇る「農事組合法人香花園」と「真鍋農園」。
4月の切り花見通し
「中旬からは各品目ともに潤沢な入荷が予想されます」
バラ
国産は気温の上昇とともに出荷量も増え、4月膳はにピークをむかえる産地が多くなる。4月全体としても潤沢な入荷見通し。母の日向けについては、4月にピークをむかえる産地が多いため、直前にはやや少ない見通しですがしっかり集荷に努めます。
カーネーション
スタンダードは、淡路島サンデリアーナを中心に増加傾向。品種によっては生育状況が異なるため、大きく増加する状況ではない。3月後半から増加していった赤系は減少の見通し。
スプレータイプは、4月に全国的に本格的な2番花のピークになる。2月3月の天候の影響により、輪飛びなど下位等級の比率が高かったが、4月はボリュームの良い花が入荷される。
全体的な増加は中旬ごろ。
ガーベラ
静岡県・福岡県・愛知県・和歌山県産が中心。気温も上がり出荷量は増えてくる。草丈も徐々に長くなり2Lサイズ中心の出荷となる。4月18日の「ガーベラ記念日」にあわせてしっかり集荷していきます。
アマリリス
国産・輸入物ともに安定した入荷見通し。赤・白・複色系の大輪が中心。
スイートピー
サマーピー、宿根スイートピーの出荷が本格的になる。ボリュームもでて品質の甥時期を迎えます。
シンビジウム
徳島県産の出荷がピークとなる。例年より2週間早い開花となっており、5月より出荷品種数も減少してくる。「宝塚」「エリザベス」が中心。
デンファレ
沖縄県産の出荷が増えてくる。タイ産も潤沢な出荷見込みだが、4月中旬よりタイ国の雨季により出荷は減少見込み。
胡蝶蘭
国産・台湾産ともに出荷量は増加し、6月まで潤沢は出荷量が見込まれる。色ものも増えたような品種が出始めます。
アリアム・ギガン
4月中旬より上益城農協より丹頂アリアムの出荷量が増えてくる。曲げは少ないがステムが太くボリュームのあるのが特徴。八代北部については、4月中旬より丹頂アリウムの出荷が始まる。立体感のある曲げで品質抜群。
枝物
持ち込みの出荷者を中心い「山吹」の出荷が増えてい売る。愛媛中央より春らしいきれいなグリーンが好評なハウスもの「スノーボール」の出荷がピークとなる。
カラー
上中旬にかけ「ウエディングマーチ」「アンナ」など、湿地系の白系品種が増加してくる。ハイブリッド系の色ものは、千葉県・静岡県・輸入物などの入荷が安定してくる。
アリストロメリア
長野県・愛知県・北海道産が中心。昨夏の高温と昨年末からの曇天の影響で生育に影響が出ており、例年に比べると出荷量が減少気味。愛知県産は植替えも始まり、4月中旬以降は減少。
トルコキキョウ
上旬より沖縄県産を中心に、九州・四国産が増加傾向。品種数も揃い、色目も豊富になってくる。品質面においても秋以上のものが期待できそう。
ダリア
四国・九州・愛知県産が中心。今年乗せ一句は前進気味で、上中旬はまとまった入荷量、下旬に向け入荷量は減少見通し。
季節の草花
都忘れ 徳島県・福岡県産を中心に上旬にピークを迎え中旬までに終了となる。大変短い出荷期間となる。
カンパニュラ 千葉県産は発色も良く濃く品質な花の出荷が開始。
スカビオサ 九州・和歌山研鑽を中心も、入荷量が増加。各産地ともオリジナル品種が多い。