花市場情報

「なにわ花だより」は、なにわ花市場の月刊誌
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花市場の各担当さんが、今月の入荷状況などを説明されています。
そのなかから当店でよく使う花をピックアップして記事をご紹介。

揃わない色目は無い!広川のガーベラ

ガーベラ(大輪系)サングロー

広川のガーベラ。広川(福岡県の南西部)、筑後川と矢部川にはさまれた広川が、町を東から西へと貫き農産物の生産に向いた肥沃な大地を作り出している。

<広川で生産されているガーベラは約170品種。広川のこだわりは「高品質のガーベラを数量・品質共に安定供給」「広川で揃わない色目はございません」と宣言するほど高品質のガーベラを揃えている。

10月の切り花見通し

「中旬より菊類の出荷増、各品目ともに西南暖地の出荷が増えてきます。」

SPマム

菊 マム ピンポンレッド

国内産は、和歌山県・愛知県産が中心。各産地とも20日すぎより秋系品種が出初めとなる。

ダリア

ダリア サックルピンク

高知県・宮崎県・愛知県・福岡県の暖地産地の出荷がスタート。路地ダリアも季咲きの時期となりダリア本来の色目を楽しめる時期となる。

【当店感想】
ミニダリアのみ使用しましたが、とてもキレイで日持ちも良かったです。

トルコキキョウ

トルコキキョウ NFホノピンク

北海道・長野県は出荷が前進傾向となっているため、上旬で出荷量は減少する見通し。西南暖地・福岡県中心に10月上旬より徐々にそうか、中旬には数量がまとまって出荷となる見通し。大輪フリンジ系は端境期となるため、上旬は少なく中旬より一部高冷地抑制作成型の出荷が少量ではあるが開始となる見通し

【当店感想】
大輪フリンジ系は白・薄ピンクなどはほとんど見かけない。

バラ

●画像●

高冷地産の数量は減少してくるが、気温が下がり長くボリュームのある商品が増えてくる。西南暖地産は10月中頃から新品種が出てくるため通常分と合わせて入荷量が増加の見通し。

【当店感想】
今年は気温が高く、バラの使用はずっと使用は控えてきました、10月10日~の週に、やっと「最低16℃~最高23℃」ぐらいに下がってきたので今秋初めて使用しましたが、10月17日以降は再び上昇「最低19℃・最高28℃」などと上昇。怖くて使えません。

バラのサイズはまだかなり小さいです。

枝物

藪サンザシ

10月初旬より長野県産の紅葉雪柳の出荷が始まる。奈良県持ち込みの「梅もどき」の出荷が始まる。愛媛県より「グニーユーカリ」の本格出荷が始まる。「アカシア類」の出荷も始まる。奈良県より「寒桜」の出荷が10月初旬より始まる。

【当店感想】
実物は、ほぼ「野ばらとセンセーショナル」のみの印象。サンザシが極端に少なかった印象。

草花

アケボノソウ

群馬県産の「トリカブト」の出荷がある10月中ごろまでの限定。その他の草花は高冷地が終盤を迎え、徐々に西南暖地からの出荷が始まってくる

【当店感想】
トリカブトは茎が太すぎて草花という印象ではなかったです。草花系はアケボノソウなどがありましたが、この気温の高さではなかなか厳しいかったかなと思いました。

ガーベラ

ガーベラ デビー

気温が下がり品質においては良くなってくる。出荷量についても徐々に増加の見通し。

ワイルドフラワー

プルモサム

各品種安定的な入荷見通し。下旬からバーゼリア系の入荷が潤沢になる見込み。

葉物

g-kapcino

葉物は安定的な入荷。赤ドラセナは色も良くなってくる。

【当店感想】
赤ドラセナはきれいでした。カプチーノは葉が細かったり日持ちがもうひとつでした。

鉄砲百合

高冷地は終盤となる。西南暖地は鳥取県・高知県が出始め。産地の入替わりじきとなり入荷量は多くない。

シンビジウム

シンビジウム ノーザングローリー

輸入は初旬に「ユングフロー」中心に入荷量増加。ジョシュア社の品質が非常によい。中旬以降は徐々に入荷量は減少。

国産品は徳島県より「グリーンサワー」など秋咲き品種の入荷が徐々に始まる。下旬よりピンクの入荷も開始。

【当店感想】
輸入の「ノーザングローリー」はとてもキレイでした。渋い茶系のシンビジウムも少し出てきました。

デンファレ

国産デンファレ ジャックハワイ

沖縄産「ジャックハワイ」の入荷量が増加してくる。

胡蝶蘭

ミディ胡蝶蘭 初恋

国産は福岡県産中心の入荷。夏の暑さを避けるため冷房栽培されたものの出荷となるため、11月迄入荷量は減少する。