「なにわ花だより」は、なにわ花市場の月刊誌
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花市場の各担当さんが、今月の入荷状況などを説明されています。
そのなかから当店でよく使う花をピックアップして記事をご紹介。
TOP記事
秋田県産 リンドウ
JAあきた白神
JA秋田しんせい
JA秋田しんせいのリンドウは、「冷涼な気候のなか、清らかな水と肥沃な大地で育まれ、鮮やかな色とボリューム感が自慢」
リンドウは、菊に次ぐ秋田県第二の主要品目として年々成長。秋田県としても力を入れて生産振興している品目のひとつ。
8月の切り花見通し
「生育地や品目により生育にばらつき。品質面は良好です。」
お盆の月なので、「輪菊・小菊・スプレー菊・オミナエシ・鬼灯(ホオズキ)・ハス」の案内が全体の4分の1を占めていた。
ダリア
北海道産・南信州産の失火が増加予定。今年よりナマハゲシリーズで有名な秋田県からも出荷あり。
鉄砲百合
長野県上伊那・兵庫県淡河・香川県三豊など各産地は若干前進傾向。輪付きは良好、輪数の少ないものは少ない見通し。
カーネーション
北海道産のスプレータイプはおおむね順調な見込み。7月下旬から本格的に入荷量が増加。長野県産は盆mj家のものが1週間程度前進、12日過ぎから少なくなる恐れあり。
輸入は、コロンビアの天候が悪く、8月時期出荷予定のものが遅れている状況。SP主体に少ない見込み。
中国産については、8日から増加するが、高温のため品質に問題あることも予想される。
クルクマ
福岡・静岡県産など盆には潤沢な入荷予定。オススメ品種は福岡オリジナル「ホワイトマリアージュ」福岡県のオリジナル品種で、純白で日持ちが非常に良い。
【当店感想】
日持ちはとてもいいと思いますが、華やかさには欠ける花なので使えるイメージが限られてしまうのが残念。
リンドウ
今年は雪解けが早く気温も例年より低い状況となっているため、生育が早まり出荷は前進傾向。品質面は色も花姿も良い状態。
ガーベラ
曇天の影響で出荷量は例年に比べ少ない見通し。
バラ
高冷地産主体の入荷。輸入品はエクアドル産・ケニア産が中下旬より本格的に始まる、
スプレータイプは、暖地の出荷が終わるにつれ入荷量は減少、暖地産は秋出荷の準備のため休みに入る産地が多くなる。
ひまわり
高冷地は安定的な入荷見込み。暖地は秋出荷の後作の準備に入る産地が多く入荷量は減少していく。
【当店感想】
一重咲き、八重咲き、茶系などいろいろ揃う。花は引き締まっていて品質良好です。
トルコキキョウ
上旬より長野県産を中心に、パステルブルー・白八重ともに出荷量は増加の傾向、中旬には数量も安定する見通し。フリンジ大輪系品種は長野県菅平地区の出荷が開始となる中旬まで少ない見通し。
【当店感想】
白のフリンジ大輪系はほんとに少ないです。とても困る。
ケイトウ
徳島県・大阪府和泉地区・愛知県と生育はやや前進気味で上旬は潤沢な出回り予想。10日以降の出荷は減少見込み。各産地赤系中心の出荷でオレンジ県は少なくなる。
季節の枝物
北海道当別の「キイチゴ」「ベビーハンズ」の出荷は増えてくる見込み、葉が良く締まっており品質抜群。8月末より、ツルウメモドキ・ノバラなど秋の枝物の出荷が始まる。
【当店感想】
大き目の「キイチゴ」がとても少ない気がします。とても困る。
季節の草花
長野県よりベンケイソウ「セダム」の出荷が本格的に始まる。北海道や大分の「ワレモコウ」、下旬には群馬県の「アナベルグリーン」の入荷見込み。
デンファレ
タイでは4年前の大洪水被害以降に導入していた株の更新時期に入っていたが、相場安の原因もあり植替え出来ていないもの多い状態。そのため花芽が非常に少ない状況。8月も中旬まで開花が少ない見込み。
【当店感想】
国産ジャックハワイは品質抜群ですが、かなり高価で出荷数量は少な目な感じ。輸入のシンガポールホワイトもキレイです。
シンビジウム
ニュージーランド産の大輪系品種を中心に、安定的な入荷予定。
胡蝶蘭
暑さも増し国産は入荷量減少の見込み。
【当店感想】
ほぼ日野洋蘭園の胡蝶蘭のみ購入してますが、品質抜群です!